2024-11-01

AIと日報を組み合わせた振り返り・評価ツールを世の中のスタンダードに

株式会社リフレクト / 三好 淳一
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TopVoice

東京都

三好様のご経歴を教えてください

はじめまして。
株式会社リフレクトの代表取締役CEOを務める、三好淳一です。

当社は、ChatGPTのAI技術を用いた人材育成クラウド(学習・振り返り・評価システム)を提供しています。
本社は東京で、CTOをはじめ、それぞれのプロフェッショナルが集い組織を運営しています。

青山学院大学に在学中は経済学や統計学を学びました。
多変量解析という手法を用いて日本と韓国の女子大学生のライフコースの違いについてリサーチし、論文を執筆した経験もあります。
大学時代にリサーチという分野にのめりこみ実務経験を積めたことが、自分自身のキャリアを選択する上でも大きな影響を与え、今取り組んでいるデータ分析や、AIのプロダクトにも反映されています。

大学卒業後は、青山学院大学の大学院に進学しました。
データ分析を職業にしたいという想いから、株式会社インタースコープでのインターンと、起業家を育成をするNPOにも所属をしました。

インタースコープでは、マーケティングリサーチの仕事を任せてもらいましたが、インターンの先輩には、freee創業者の佐々木大輔さんやALBERT創業者の上村祟さんなどがおられ、当時から皆さんとても優秀で、恵まれた環境だったと今でも思います。

大学院を卒業後は、インターンをしていたインタースコープにそのまま入社しました。
会社がYahoo!に買収をされた後にマクロミルに買収され、結果的に複数の会社を経験することになりました。

そして、2014年に株式会社イノヴァストラクチャーを創業し、マーケティングリサーチから事業を開始し、その後、データサイエンス・データ活用コンサルティングやHR領域・ピープルアナリティクス領域のデータサイエンスコンサルティングを手掛けてきました。
サラリーマン時代にお世話になった方々からも声をかけていただき、ご紹介などでお仕事をいただけたことは有難かったです。

そして、自分のプロダクトを作りたいという想いも強くなり、2021年に株式会社リフレクトを創業し、今に至ります。

事業内容・会社の特徴・強み・雰囲気を教えてください

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▼会社の事業内容を教えてください
リフレクトでは、ChatGPTのAI技術を活用した人材育成クラウド(学習・振り返り・評価)システムを提供しています。
元々、人事データを可視化し、課題を抽出した上でダッシュボード開発なども行っていたため、人事領域での知見や強みを活かしてシステムを開発したいという想いがありました。
現在、上場企業や大学など、複数のお客様に導入いただき、少しずつ裾野が広がっています。
人事領域の中でも、新卒の研修やオンボーディングに活用いただくケースが多く、今後は、新卒以外の領域でも展開出来ればと考えています。

私たちは「人と組織の成長を支える:自省自立」というビジョンを掲げています。
「成長につながる学習を、すべての人に」という想いが、私がリフレクトを創業した理由で、データやAIを活かして、ありたい世界に少しでも近づくように日々邁進しています。

人には個性があり、強み・弱みがそれぞれあります。
リフレクトでは、日報という日々活用するツールを通して、その人が成長するために必要な要素を可視化することができます。

多くのビジネスの現場で、PDCAを回そうというコミュニケーションが発生しているかと思いますが、PDCAを回すためには上司のフィードバックも必要となってきます。
しかし、上司も自分の仕事を抱えているため、メンバーへのフォローやフィードバックのスピードが遅くなってしまっているというケースも、少なくないのではないでしょうか。

リフレクトでは、日報という日常業務とAIを組み合わせることで、日報を入力すればフィードバックをもらえるという、超高速でPDCAを回すことが可能となります。

労働人口減少に伴い、より生産性を高めることを求められる昨今ですが、マンパワーの限界は遅かれ早かれ来るので、私たちのサービスを通して1人でも多くの人が働くということに対しての幸福度が上がればと思っています。

▼会社の特徴・強み
学習システムを導入した際に陥る問題の1つとして、学習と業務の間に溝が生まれてしまうケースがあります。
学習システム自体がいくら素晴らしいものでも業務に活かせないとなると、なかなか定着が難しくなってきます。

リフレクトの特徴としては、日報という業務の一部にシステムを埋め込むことで、活用してもらえる確率が格段に高くなる点です。
また、CRMのサービスなどと連携することも可能ですので、企業が現在導入しているシステムにカスタマイズする形での導入が可能です。
慣れ親しんだシステムが変わることは、従業員の方の業務上のオペレーションに支障が出たり、一時的に生産性が下がることも考えられますので、現場の実態に即したシステム導入が重要なのではないかと考えています。

また、日報を入力すると、一瞬でその人の課題を可視化できるという点は、フィードバックを受ける本人と、マネジメントする管理者側にもメリットがあります。
人の成長無くして企業の成長は無いと思いますので、私たちが創り上げるサービスが世界を良くすると信じて前に進み続けます。
既に、銀行様や、プライム上場企業、大学などを中心に、数十名〜100名規模でのオンボーディング・人材育成プロジェクトで数多くご利用いただいております。

▼社内の雰囲気
外部パートナー含め、約10名の仲間が切磋琢磨しています。
プロフェッショナルが集まっているので、自走したメンバーが多いです。

また、私たちが実現したい世界を創るために、下記2点を意識して経営しています。
①世のため人のためになることをする
②テクノロジーで世界を変える

私たちが提供するサービスはお金儲けのためではなく、世のため人のためとならなければ、マーケットにも受け入れてもらうことが出来ません。
そして、先人たちの知恵を借りながら、テクノロジーズを活用し、私たちだからこそ出来るサービスを世の中に届け続けたいと思います。

今後、会社で実現したいこと

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▼今後、会社で実現したいこと
まずは、リフレクトを1人でも多くの人に活用いただき、微力ながらもより良い世界になる一役を担えたらと考えています。

私たちが提供するサービスを通して、従業員の方々の社会人基礎力が上がることで、会社の生産性も上がり、個人、会社だけでなく、社会にとってもプラスの影響があると考えています。

リフレクトは可能性を秘めたサービスだと信じていますので、プロダクトの改良と併せ、多くの人に知っていただくための営業活動も推進したいと思います。

▼さいごに
私自身、親族が自営で妻も私より先に起業したという環境でしたので、起業するということは比較的身近な存在で過ごしてきました。
実際、自分でも起業してみて、最初はマーケティングリサーチなどから始めましたが、自分のプロダクトを作りたいという想いが日に日に強くなっていきました。

リフレクトは人事領域のサービスですが、考え方に固執することなく、柔軟な姿勢でこれからも開発及び販売を進めていきたいと思っています。
今まである延長線上の考えではなく、時には全く違う視点も取り入れながら、これまで世界に無かった価値を創り出せるよう、社員一丸となり取り組み続けます。

また、私たちはAIを扱い、いわゆるITという業界で仕事をしていますが、人材育成をAIで出来る範囲には限界があります。
テクノロジーの強みを最大限活かしながらも、最後はヒューマンタッチで人間が育成の肝となる部分を推進する形が私たちは理想だと考えていますので、仲間と共に挑戦を続けます。

是非、当社のサービスに興味を持っていただいた方は、お気軽にお問い合わせください。


【紹介動画】

profile

氏名
三好 淳一
役職
代表取締役
X(Twitter)
https://x.com/jumiyoshi
Linkedin
https://www.linkedin.com/in/junichi-miyoshi-48228837/

Introduction

企業名
株式会社リフレクト
所在地
東京都渋谷区猿楽町9−8 アーバンパーク代官山I 309
事業内容
ChatGPTのAI技術を活用した人材育成クラウド「Reflect」の開発・提供および、「Reflect」を活用した人材育成サービスを提供しています。
「Reflect」はAIを活用した学習・振り返り・評価が可能で、効果的なオンボーディング支援やラーニング・スキル管理に貢献します。プライム上場企業、大学などのオンボーディング・人材育成プロジェクトにて多数の活用実績があります。
【受賞実績】
・Digital HR Competition 2023 HRテクノロジーソリューション部門 グランプリ受賞
(一般社団法人ピープルアナリティクス&HRテクノロジー協会主催)
資本金
500万円
企業サイト
https://reflect.page/
X(Twitter)
https://x.com/AI_reflect
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