はじめまして。
株式会社クアドラントの代表取締役を務める、松野 芳久です。
東京を拠点に、セキュリティのトータルコンサルティングの会社を経営しています。
出身は奈良県で、大学への進学を機に上京しました。
卒業後は、会社員として2社ほど人材系の会社にて営業を経験後、外資系のサンマイクロシステムズ(2010年1月27日にオラクルに吸収合併)にて教育サービスの営業に携わりました。
2003年からは1年ほどアメリカに渡り旅をしながら、少しゆっくりとした時間を過ごした時期もあります。
帰国後はSAPジャパン株式会社で4年ほど勤務し、ERPソフトウェアの営業として、大学・公共を担当しました。その間に中小企業診断士の資格を取得しました。
その後、元上司が創業した会社の立ち上げに携わっていたのですが、2011年に東日本大震災があったことをきっかけに、有機野菜の流通の会社を立ち上げ、1社目の会社を設立することになりました。
一筋縄ではいかぬこともあり、これまで知見のあったIT関連の仕事も並行して進めながら、改めて2017年にセキュリティ関連の会社を立ち上げることになりました。
当時、仮想通貨など法律が整備されていない領域が成長した時代背景もあり、セキュリティ分野も新たな挑戦を求められる時期でもありました。
▼会社の事業内容を教えてください
当社では、セキュリティに関するコンサルティング・セキュリティ診断・対策サービス、インシデント対応・フォレンジックサービス、ネットワーク・インフラ構築保守運用サービスの提供などを行っています。
会社員時代の経験含め、セキュリティのトータルコンサルティングを軸として、お客様の状況に合わせたオーダーメイドのサービスを展開しています。
セキュリティが脆弱なことにより、企業への不正アクセスや個人情報流出など、企業の致命傷となるニュースを見る機会も少なくありません。
これまで、セキュリティの領域は優先順位が下げられがちでしたが、昨今、企業の危機管理という点では避けては通れないものになっています。
私たちの会社では、コンサルティングから監視、緊急時対応などトータルでサポートする場合も多くあります。
大手企業では少しずつノウハウが蓄積されているケースが増えていますが、大手企業の子会社や一次請けの企業にはセキュリティの仕組みが展開されていないケースも多く、その辺りをハッカーが狙って攻撃してくる事件が後を絶ちません。
私たちが介在することで、1件でもそうしたケースが減ってくれたらと強く思います。
▼会社の特徴・強み
トータルコンサルティングが出来る点が、私たちの強みの1つです。
特定のセキュリティ製品やシステムを販売しているわけではないので、お客様の状況に応じた製品やシステムをフラットな目線で提案できます。
また、セキュリティは強固にすれば良いというものでもありません。
セキュリティを強化しすぎた結果、実務者の方がとても使いづらいシステムになって、企業としての生産性が著しく低下するという事例も、実は多く存在しています。
大事なのは「守ることで得られるビジネスインパクト」です。
企業の想いを汲み取りながら、セキュリティという観点から企業を守り、そして企業の成長の一役を担うことが私たちの使命です。
現在、お客様が喜ばれた結果、新しいお客様をご紹介いただいたりと、信頼の積み重ねが私たちの会社の大きな財産になっています。
▼社内の雰囲気
プロジェクトでは外部パートナーの力も必要不可欠です。
トータルコンサルティングを行っているため、お客様の状況によってアサインするスペシャリストの領域が変わってきます。
関わって下さっているパートナーの方々は、皆さんが各領域のスペシャリストで、高いパフォーマンスを出していただいています。
自立して自走できるメンバーが集まりプロフェッショナルの集団として、日々、お客様の期待を超える仕事をするためにチャレンジを続けています。
▼今後、会社で実現したいこと
会社を成長させるためには、まだまだ多くのお客様にサービスを届ける必要があります。
会社を成長させ規模も大きくしていきたい背景は、大きく分けて2つあります。
1つ目は関わってもらっているメンバーやパートナーの方がより幸せな状況だと感じてもらえるように、報酬含めて待遇改善していきたいという想いがあります。
良い仕事をしてお客様に喜んでいただける機会を更に創出し、関わって下さる方々がより良い人生になるきっかけを作っていきたいです。
2つ目は、IT業界全体がより良いものになるようにしたいです。
欧米に比べると日本のITの仕事はまだまだ発展途上です。
裏を返すと、ITの必要性がまだまだ多くの人に伝わっていないということでもあるので、私たちも微力ながら、業界全体のために出来ることを考え実行していきたいと考えています。
▼さいごに
上記でもお伝えしましたが、日本のITは世界の中ではまだまだ遅れています。
極端な言い方になるかもしれませんが、ITを知らない経営者は、これからより厳しい戦いを強いられることになると思っています。
もちろん、経営者のバックボーンはそれぞれなので、ITの全ての領域で高い専門性を有することは難しいのですが、労働人口が減る中、ITを活用した事業運営に取り組んでいかないと、企業としての存続も危ぶまれる可能性は高くなります。
私たちはセキュリティという領域で成長しながら、日本がITの分野で陽の目を見る日が来るように、チャレンジを続けていきます。
時代の変化とともに手法は変わりますが、人として筋を通すことやビジネスとして真摯にお客様に向き合うスタンスは、いつの時代も変わらない大事な部分だと思います。
是非、当社のサービスに興味を持っていただいた方は、お気軽にお問い合わせください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。