はじめまして。
データブリックス・ジャパン株式会社の代表取締役社長を務める、笹 俊文です。
当社では、Data+AIプラットフォームを提供しておりこのプラットフォームを使用して企業は社内外データの取り込み、加工、共有からそのデータのBI分析、AIモデルへの活用を支援しています。
1990年に明治大学商学部を卒業し、新卒でプライスウォーターハウスコンサルティングに入社しました。
経営コンサルタントとして上流工程の仕事を経験し、1994年からはジェイ・ディ・エドワーズ社(現:日本オラクル)にてERP(Enterprise Resources Planning)のベンダー業務に従事しました。
会社の基幹システムを統括して管理するSystem of Record(システムオブレコード)と言われるジャンルで経験を積み、その後、日本アリバ(現・SAP Ariba)、インフォアジャパンなどを経て2011年より株式会社セールスフォース・ドットコム(現セールスフォース・ジャパン)に参画しました。
これまで携わってきたERPは主に受注後に活用されるシステムですが、セールスフォースは、受注前やアフターセールスも含めて管理をするSystem of Engagement(システムオブエンゲージメント)という領域で、私にとっても初めての領域で新たな挑戦となりました。
セールスフォースに転職した2011年ごろは、スマートフォンが急速に普及していった時代で、より多くのデータを収集できる時代が来ると予想されていました。
その中で、個人的には営業手法も大きく変わるのではないかと感じており、「営業を科学する」という今でこそスタンダードなCRMの世界に携われたことは貴重な経験となりました。
2014年からはB to Cのデジタルマーケティング部門の立ち上げに携わり、セールスフォースが急激に成長した中で、新規事業の責任者や韓国オフィスの立ち上げ責任者など会社の中枢を担う経験ができた事も、今の会社で経営をする上でも経験が活きています。
そして、55歳になった時にある方に声を掛けていただき、データブリックス・ジャパン株式会社の代表取締役社長として新たなプロジェクトに参画する決意をしました。
上記で、「System of Record(システムオブレコード)」と「System of Engagement(システムオブエンゲージメント)」というジャンルをご紹介しましたが、データブリックス・ジャパン株式会社が手掛けるのは、「Systems of Intelligence(システムオブインテリジェンス)」という領域で、この3つの領域を手掛けたビジネスマンはかなり希少なため、会社の成長を通して、私自身にとっても更なる成長の機会にしたいと考えています。
▼会社の事業内容を教えてください
データブリックスは、アメリカのサンフランシスコが本社で、世界中に20を超える拠点を設けています。
私は2023年から日本法人の代表取締役社長に就任し、メンバーと一緒にお客様の声に耳を傾けながら、ソリューションを提供しています。
当社は、エンタープライズクラウドソリューション企業として、Data+AIプラットフォームを提供しておりこのプラットフォームを使用して企業は社内外データの取り込み、加工、共有からそのデータのBI分析、AIモデルへの活用を支援しています。
▼会社の特徴・強み
少数精鋭で、優秀なメンバーが集まってくれています。
自分の任された仕事だけでなく、領域を横断し協力しながら進めています。
私自身もメンバーに同行してお客様の会社まで足を運び、お客様の声を直接キャッチアップしながら事業に反映することを意識しています。
お客様から聞いた声をエンジニア部門に共有し、セールスとエンジニアが連携して進めることで、より実用的かつクリティカルなサービスをお届けすることが出来るのではないでしょうか。
▼社内の雰囲気
自ら考え行動できる自走しているメンバーが多いと感じています。
有難いことにこれまで一緒に仕事をしたことのあるメンバーが、私がこの会社に参画するのを聞きつけ、入社してくれたケースがいくつかあります。
フェーズごとに求められる役割は変わりますが、信頼して付いていけるリーダーであり続けるために、私も社内の状況を見渡しながら率先垂範でチャレンジし続ける姿を見せたいと思っています。
▼今後、会社で実現したいこと
日本はデータとAIへの理解がまだまだ浅く、今まさに変革期を迎えていると感じています。
実際のところ、AIは誰かが作った既存の要素技術を利用するという感覚の人も少なくないのではないでしょうか。
日本のAI分野の発展具合としては、頂上が10合目だとすると1合目にもたどり着いていません。
少子高齢化という時代背景の中、AIをどれだけ使いこなせるのかで、生活の豊かさや労働力不足などの社会問題解消に大きな差が出てくるはずです。
私たちは、様々なメンバーのこれまでのバックボーンを活かしながら、データとAIを活用して、企業がより良い未来を描くパートナーになれるように伴走し続けたいと考えています。
▼さいごに
私たちはまだまだ成長過程の会社ですので、現場感をとても大事にしています。
現場感と言うとデータとAIとは対極に感じる方もいるかもしれませんが、データを構築しているのは人ですので、お客様の声を大事にすることはとても重要な要素です。
私たちが扱うデータやAIは、世の中に新しい価値をもたらす可能性を秘めています。
そして、そのデジタルの武器を持ちながら、一枚岩になって組織として未来を切り拓く強い気持ちはいつの時代も必要です。
是非、当社のサービスに興味を持っていただいた方は、お気軽にお問い合わせください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。