はじめまして。
Cloudera(クラウデラ)株式会社の社長執行役員を務める、大澤 毅です。
米国に本社を置き、エンタープライズ・データ・クラウド・カンパニーとして、データによって今日不可能なことも、明日には可能になることを目指す事の実現に向け、事業を展開しています。
出身は千葉県で、学生時代は野球に打ち込みました。
会社に入ってからも大学時代のチームメイトや会社の同僚と野球を続け、今は息子2人も野球をしており、週末は子どもの野球の応援をしています。
キャリアとしては、新卒で現NECプラットフォームズに入社し、海外営業部でSalesの配属となりました。
その後、現BIPROGY株式会社、SAPジャパン株式会社のSalesを経て、オートデスク株式会社に転職しました。
オートデスク株式会社はアメリカ本社の建設業向けCADを提供する会社ですが、日本での戦略立案や海外のシニアエグゼクティブ・ボードメンバーとの折衝など、これまでのSalesの経験だけでなく、エグゼクティブの方たちと一緒に仕事が出来たのは、とても貴重な経験となりました。
その後、SAPジャパン株式会社において、ベンダー管理ステムのFieldglassの事業本部長として立ち上げに携わりました。
イントレプレナーシップとして新しい事業の開発を行い、ゼロから事業を創っていくという経験は今のカントリーマネージャーの役割を果たす上でも活きています。
また、せっかくの機会ですので、私がキャリアチェンジの際に意識しているポイントを一部お伝えします。
①自分たちがやっていることが会社にとって重要なものか、またその役割で学べるものがあるか
②自分たちがやることがお客様にとって正しいものであるか
③自分たちがレガシーを築くことができるか
これまで、自分が大事にしたいことは譲らずキャリアを歩んできました。
少しでも皆さんがご自身のキャリアを考える際の参考になれば幸いです。
▼会社の事業内容を教えてください
Clouderaでは、お客様の複雑なデータから明確で実用的なインサイトを引き出し、会社のありたい姿を実現するためのサポートをしています。
お客様としてはテック系、通信系、製造業のエンタープライズ企業様が多いですが、当社だからこそ出来るサービスを確立させながら、唯一無二のお客様のビジネスパートナーになりたいと考えています。
また、あらゆる場所に存在するデータを扱える業界唯一のハイブリッドマルチクラウドデータプラットフォームとして、今日不可能なことを明日可能にできると考え事業に取り組んでいます。
▼会社の特徴・強み
私自身、トップダウンで仕事を進めるのではなく、仲間たちと一緒に事業を創り出すということを意識して環境整備をしています。
基本的にはゼロイチで事業を創るケースが多いので、まずは自分自身が走り出し、ファーストフォロワーになってくれる人を見つけることで組織として走り出せると考えています。
野球をやっていた学生の頃から、どちらかといえばキャプテンやチームを牽引する側の役割を担うことが多かったのですが、人にはそれぞれの役割があると思っています。
私自身、チームのメンバーとワイワイガヤガヤやりながら愉しんで成果を出すというスタイルが好きなので、メンバーが自分の強みを活かして働いてもらえる組織にしていきたいという想いがあります。
もちろんビジネスですので、成果にコミットするのが前提ですが、メンバーが成功して幸せになってもらえるよう、日々、試行錯誤しています。
そして、人には様々なバックグラウンドがありますので、多様性をそれぞれが受け入れ、一人ひとりの能力が発揮しやすい環境づくりや、数字を上げるための個別のレクチャー・コーチング要素も入れながらメンバーに向き合うことが大事だと考えています。
▼社内の雰囲気
ビジネスですので数字に向き合わないといけない局面も少なくありません。
時にはハードな場面でも、責任を果たそうとメンバー達も奮闘してくれているのをひしひしと感じています。
その中で、どんな局面でもワクワク愉しみながら仕事をすることが重要だと考えています。
江戸時代に画家としても活躍した禅僧の仙涯さんの「鶴は千年 亀は万年 我は天年」という言葉があります。
鶴や亀は万年も千年も生きるかもしれないが、自分は天からいただいた寿命を生きるだけであるというのが言葉の意味です。
私たちもそれぞれが生まれてきた意味や使命があると思っています。
こうして同じ会社に集まってくれたメンバーもそれぞれが、その人にしかない役割があると思いますし、その役割や能力を引き出してあげるのも私の大事な仕事です。
▼今後、会社で実現したいこと
会社を成長させ続けるというのは当然ですが、個人の能力を活かしながら全員がGrowth Mindsetの意識で成果を出し続けられる、更に強い組織を作っていきたいと考えています。
以前いた会社では、キャンプをしながらオフサイトミーティングをしたり、非日常の中で、個人のパーソナルな部分にフォーカスしながら、全員が活躍しやすい環境創りを意識してきました。
よく言われる話ではありますが、早く成果を得ようと思うと、1人でやった方が良い場合もありますが、遠くの大きな成果を得るためには、やはり仲間の存在は必要不可欠です。
同じ船に乗ってくれたメンバーにも成功してもらうために、目指すべき目的地を明確にしながら全員で力を合わせて進みたいと思います。
▼さいごに
会社のトップとして社内で私が大事にしていることをメッセージするのは当然ですが、同時にメンバーが大事にしていることも理解しながらコミュケーションを取ることを意識しています。
変化が激しい時代のなか、メンバー全員がオーナーシップを持ち、事業に携わることがとても重要だと考えています。
そして、成果を得るためには、現状に満足することなく、常にスタンダードの水準を上げながらアクションし続けることが求められます。
また、チームメンバーのことを信頼できないと、協業しながら大きな成果を生み出すことはできません。
「過去の経験」や「常識」だけに捉われず、「会社と個人の成長」のために「正しいと信じる事」を「失敗を恐れず」に「チャレンジすること」が大切です。
会社としてまだまだ新たなチャレンジはしていきますが、是非、当社のサービスや、当社で働いてみたいと興味を持っていただいた方は、お気軽にお問い合わせください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。