はじめまして。
株式会社DISCOVERY 前田紘平です。
現在、大阪の北浜にスタジオを構え、カメラマンとして活動しています。
お客様のご要望に合わせ、スタジオ以外の場所でも撮影を行い、モデル撮影から商品撮影等まで幅広く手掛けています。
大阪の出身で、小学生、中学生の時には図工や美術の授業が好きな少年でした。
高校はデザイン科に進んだのですが、周りのみんなが驚くほど絵が上手く、世の中には才能を持った人がたくさんいるのだなと思ったのを、今でも鮮明に覚えています。
デザインを専攻していたのですが、授業の一環で写真や映像を勉強し、家にあるコンパクトカメラでたくさんの写真を撮った経験が、現在、カメラマンとして生きていくルーツになりました。
大学は教育大に進み、美術教育について勉強しました。
教育について勉強していましたが、写真の熱は冷めず、渋る親を説得して一眼レフのカメラを買ってもらった時のことは未だに忘れられません。常にそのカメラを持ち歩き、特に単位を取り終えた4回生の頃は一人で毎日写真を現像する暗室にこもり、ほとんどの時間を写真に費やしました。
大学卒業後は、教員として学校で数年ほど勤めました。
教員の道が嫌だった訳ではないのですが、写真に対する想いがあり続け、色んなきっかけもあり、大阪にあるデザインや撮影を手掛ける制作会社に転職しました。
はじめはアシスタントとして右も左もわからない中で必死でしたが、様々な経験を積み、少しずつ担当する仕事の領域も増えていく中で、大手企業のカタログ作成や撮影も担当させてもらい、充実した日々を過ごしていました。
ファッション撮影に特化していきたいと思い転職したアパレル会社では、経営陣とも直接やり取りしながら裁量権を持って実務やマネジメントの仕事もさせもらいました。
会社でのポジションも比較的上に上がっていったのですが、一念発起し、2012年に独立してフリーで仕事をしていく覚悟を決めました。
おかげさまで、サラリーマン時代にお付き合いのあったお客様からもお声掛けいただき、少しずつ事業として形になり、2023年には法人化し、独立して11年目を迎えることが出来ました。
▼会社の事業内容を教えてください
企業や個人問わず、様々なジャンルの写真撮影をメイン事業にしています。
大阪の北浜に自社のスタジオを構えていますので、スタジオでの撮影も可能です。
外に出ての撮影も多く、関西圏を中心に活動しています。
元々、モデル撮影が得意だったということもあり、アパレルのイメージ撮影から会社のパンフレットに載せる人物写真の撮影や、ECサイトに載せる商品撮影など、お客様のオーダーに合わせて撮影を行っています。
また、デザイナーのパートナー(取締役)がいますので、紙媒体からWEB関係、動画制作なども対応しています。
▼会社の特徴・強み
私自身が学生時代も含め、写真撮影に関する知識や経験を積み上げてきたことで、比較的どんな撮影でも対応することが可能です。
アシスタント時代にしっかりと基礎を叩き込まれ、独立してからもたくさんの場数を踏んできたので、どのような現場でも、的確な状況判断の下、お客様のご要望に応えられていると思います。
いろいろなことにチャレンジしていきたいという想いを持ちつつも、常に写真という領域の専門性も突き詰めたので、今の事業があると感じています。
事業を通して大切に感じていることは、目の前のお客様に満足してもらえるように真摯に丁寧に向き合うことです。
実際、サラリーマン時代にお仕事をさせていただいたお客様から、独立後も個別でお声かけていただけたのは、当時、目の前の仕事を一生懸命に取り組んでいた姿勢を評価してくれたからだと思います。そして独立以降、営業活動というものをしたことがありませんが、お客様がお客様を繋いでくださり、時に有名人の撮影をさせて頂いたり、大きな規模の撮影をさせていただけることは、日頃の小さな作業から思いやりやクオリティーを意識して臨んでいるからではないかと思います。
▼社内の雰囲気
社内の雰囲気は一言で言えば「自由」です。基本的に性善説で進めています。人間怠けたくなる時もありますし、もちろんミスもあります。人の弱いところを認めつつ、それでも基本的に「会社を大きくしたい、自分も成長したい」という気持ちの方が圧倒的に大きいと思います。自由にしてもらって年間を通して結果を出してくれていたら何も言いません。
また、経営理念や経営戦略、5年後10年後の中長期戦略などを立てるのが一般的とは思いますが、弊社にはあまりそういった考えはありません。目の前のお客様に求められるサービスを磨くのみ。その意識さえを持ち続けることができれば、自ずと世界は広がっていくものだと思います。思いもよらぬところに広がっていく世界を楽しむ毎日です。
具体的な現場の雰囲気に関しては、撮影や制作は他社のスタッフの方とも一緒に進めていくことがほとんどです。撮影時間には限りがあるので、モデルの体力や光の角度、シーン変え、ヘアチェンジの時間など逆算しながら、スタッフ全員で協力して効率良く進めていきます。
その際に、ただお客様が求めるもではなく、欲を言えば圧倒的な感動を提供できるように、まず自分自身が満足できるものを表現するように心掛けています。
そのためにも、言いたいことが言い合える和やかな雰囲気と、妥協しない緊張感を持った雰囲気とが混同する絶妙なバランスの雰囲気が溢れているのではないでしょうか。
▼今後、会社で実現したいこと
今後も、目の前のお客様に向き合い満足し続けてもらうことが一番大事だと考えています。
また、写真で表現するという写真家としての自分と、予算内でお客様のニーズに応えるという商業カメラマンとしてビジネスに向き合う自分をいかに融合させるか自問自答しています。今は商業カメラマンとしてのウエイトが圧倒的に大きいですが、今後はもっと内なる自分を表現し発信するような活動もしていきたいと思っています。
▼さいごに
撮影する際、被写体の裏にある背景やストーリーを想像しながら写真に収めています。
その人が秘めている想いや、商品に込められた想いなど、どんな被写体にも必ずストーリーがあります。
ストーリーを引き出し、最高の瞬間を引き出しカメラで表現することが、プロのカメラマンとして求められる部分でもあります。
今後も色々試行錯誤していくとは思いますが、目の前のお客様のために向き合い続けるスタンスは、これからも大事にしていきたいと思います。
是非、少しでも興味を持っていただいた方は、お気軽にお問い合わせください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。