スポーツを通じて、個人や組織、地域の可能性を開く

馬場様のご経歴を教えてください

はじめまして。
株式会社HIRAKUの代表取締役CEOを務める、馬場優太です。

2023年8月に法人を設立し、アスリートやスポーツチームの支援事業を展開しています。
また、一部、それに付随した、経営者の実務支援事業も行っています。

広島県に生まれ、小学校4年生から野球をはじめ、高校まで野球を続けました。
小学校の時、不登校だった時期があり、そんな時に野球に出会い、野球をするために学校にも通うようになりました。
しかし、中学2年生の時に右手首を怪我し、日常生活にも支障が出るほどの痛みと関節がほとんど曲がらなくなってしまいました。
当時はスマートフォンも発達しておらず、インターネットの情報も限られていたので、人づてに色んな病院での治療を試みました。
そんな時、ある整体の先生と出会いが私の人生を変えました。
その方は、大手企業の社長や有名アーティストを施術するなど、著名な方も慕う先生で、私の手首も、なんとか野球が出来る状態まで回復しました。
当時、毎週のように治療に連れて行ってくれた両親には頭が上がりません。

そして、高校は甲子園に出たいという想いから、島根県の開星高校に野球留学し、寮生活で初めての1人暮らしを経験しました。
この時、実家では当たり前に洗濯や食事を用意してくれていた親の有難みを痛感しました。
結果的には、高校2年生の時と、高校３年生の夏に甲子園に出場することが出来ました。
ただ、高校３年生の夏に、チームは甲子園ベスト16まで勝ち進んだものの、私自身は夏の地方予選からメンバーを外れ、自ら甲子園でプレーする夢は叶いませんでした。
もちろん当時は悔しい想いでいっぱいだったのですが、私の恩師でもある当時の野球部の監督から「野球でレギュラーになれなくも、社会に出た時にレギュラーになりなさい」という言葉をかけていただき、いつか、この人に認められるぐらい、別の形で結果を出そうと気持ちを前に向けました。

高校を卒業後、大学では防災・社会貢献関連をメインとして学び、大学卒業後は、株式会社リクルートで、飲食店向け販促媒体のホットペッパーの企画営業を経験し、その後、転職エージェントの株式会社サンクスパートナーズで法人営業を担当しました。
サンクスパートナーズを転職後は、先輩が立ち上げた、スポーツアパレルブランドのLWOND（ウォンド）を運営する、MIYAKAN GROUP JAPAN株式会社に常務取締役として参画しました。
経営管理や法人営業、広報などを担当し、2022年1月に個人事業主として独立し、1年半ほど個人事業主として活動し、2023年8月に株式会社HIRAKUを設立しました。

事業内容・会社の特徴・強み・雰囲気を教えてください

アスリートやスポーツチームの支援をメイン事業として行っています。
株式会社HIRAKUがアスリート、スポーツチームの支援行う理由としては、上記でお伝えした、自分が周りの人に支えていただきながら、野球というスポーツを通じて前向きな人生を送ることが出来るようになった実体験が大きく影響しています。

事業としては、独自の施術メソッドを持った企業と協業し、アスリートのパフォーマンス向上に特化したサービスや、アスリート、スポーツチームのスポンサー獲得のお手伝いもしています。
基本的には、アスリートやスポーツチームも課題は千差万別なので、オーダーメイドという形でサービスを提供しています。
その他、それに付随する経営者のサポートや、私がこれまで経験してきた採用や営業・ディレクションをメインとし、経営者の実務支援事業も行っています。

▼会社の特徴・強み
会社を立ち上げたばかりなので、手探りなのが正直なところです。
ただ、上記でもご紹介した独自の施術メソッドを持つ企業や、スポーツをやっている人であれば誰でも知っているような、大手スポーツメーカーの元取締役なども力を貸してくださり、自分が実現したい世界観を一緒に目指して走れる仲間がいることは有難いなと思っています。
特にプロスポーツの世界は結果が全てなので、アスリートのパフォーマンスを向上するサポートが出来ることは、大きな意義があると考えています。
正直なところ、自分だけでは出来ることが限られてくるので、自分がハブとなり、優秀なパートナーの方々と共に、アスリート、スポーツチームの支援の数を増やしていけば、会社としての介在価値は上がってくると考えています。
まずは自分が先頭を走り、やり切ることが大事ですが、多くの協力者を得ることで、アスリート、スポーツチームの課題に対して、多角的なアプローチが出来るのではないでしょうか。
また、会社を立ち上げたばかりですが、サラリーマン時代に出会ったアスリートやスポーツチームの方々からも声をかけていただいており、本当に有難い限りです。
自分のことを信じてくれている方々のために、必ず結果でお返ししたいと思います。

▼社内の雰囲気
まだ私ひとりの小さな会社ですが、お客様やパートナー企業には恵まれています。
ビジネスなので結果を出すということが全てなのですが、切磋琢磨できる仲間がいるので、自分もどのように社会に価値を提供していくかを常に考え続けています。
ゼロからビジネススキームを構築しようとしている段階なので、もちろん不安な気持ちもありますが、周りの方の支えもあり、少しずつですが前に進んでいる実感はあります。

また、個人的には仕事をする上で、「当事者意識」を持つことが大事だと思っています。
もし、今日頑張らないと、明日、命を落とすかもしれないという状況になれば、誰だって必死になると思います。
同じように、お客様の課題を、自分が当事者として捉えられるかどうかで、仕事のスピード感や質は大きく変わってくるのではないでしょうか。

今後、会社で実現したいこと

まずは、目の前のお客様に満足していただけるサービスを提供し続けることです。
個人事業主時代のお客様含め、何者か分からない自分に仕事をいただけた方々のためには、必ず成果という形でお返ししたいと思います。

会社名を「HIRAKU（ひらく）」にしたのも、個人や組織、地域の可能性を開くお手伝いをしたいという想いがあったからでした。
会社のホームページにも掲載しているのですが、個人的には、今の日本は、どことなく閉塞感を感じている人も多いと感じています。
しかし、野球のWBCや大谷翔平選手のメジャーリーグでの活躍、サッカーのワールドカップで日本代表が奮闘する姿などを見て、日本人としての誇りを感じたり、勇気をもらった人も少なくないのではないかと思います。
スポーツは、ロジックを超越して人の心を動かす力を持っており、何物にも代えがたい存在です。
スポーツ界の発展に少しでも寄与し、アスリートやスポーツチームの支援を通じて、1人でも多くの人が明るく前向きに生きていける世界を創っていきたいと考えています。

▼さいごに
私自身、学生時代は不登校で、新卒で入社したリクルートでは、クレームを出しまくるなど、つまずくことの方が多い人生でした。
しかし、その都度多くの方に支えられ、今の自分があります。
まだまだ人生経験は少ないのですが、出会いと別れを少しずつ重ねながら、命には限りがあると感じています。
生きたくても生きることが出来ないという人がいるという現実を、これまでの人生の中で、何度か身近で見てきました。
そういった方々の中には、スポーツが大好きで、スポーツの話題だと何時間でも楽しそうに話をしてくださる方たちもたくさんいました。
世界中の全ての人を幸せにすることは難しいかもしれませんが、スポーツビジネスの世界で生きていくという覚悟を決めましたので、スポーツを通じて1人でも多くの人が明るく前向きに生きていける世界を創るという使命を、全うしたいと思います。

そして、少しでも興味を持っていただいた方は、是非、お気軽にお問い合わせください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。