はじめまして。
メディアリンク株式会社の代表取締役を務める松本 淳志です。
一人でも多くの人が「単純作業から解放され、知的労働に没頭できること」を実現し、更に「知的労働の質を高めること」で、人々の「働く幸せ」に貢献することを目的とし、ソリューションを提供しています。
東京で生まれ、学生時代は野球や体操、スノーボード、バンドなど自分の興味のあることに積極的にチャレンジしていました。
大学は日本大学の理工学部に進学しましたが、当時アルバイトをしていた飲食店の経験が、自分自身の仕事観に大きな影響を与えました。
それまではスポーツや勉強でも、1番のポジションを取った経験がほとんどありませんでした。
しかし、飲食店のアルバイトでは、お客さまや社員の方にも自分の存在を認めてもらえる機会が多く、学生でアルバイトを束ねるリーダーなども任せてもらいました。
既存の仕事の進め方を踏襲するのではなく、より効率のいい方法を考え段取りをして、メンバーともコミュケーションを取って仕事を進めることで、目の前のお客さまや社員の方にも喜んでもらえる機会が増え、結果的に評価してもらっていたと思います。
これまで1番を取ったことが無かった私も、仕事でなら1番を取れるかもしれないと思えた経験は、自分にとっての1つの分岐点になりました。
大学を卒業後は、2002年にNECネクサソリューションズに入社し、システムエンジニアとしてキャリアをスタートさせました。
元々、起業したいという想いがあり、就活では「3年~5年で成果を出して起業します」と面接でも伝えていたなかで、NECネクサソリューションズとのご縁がありました。
今考えると、そんな学生を企業側もよく採用してくれたなと感謝の気持ちでいっぱいです。
入社後は、通信事業者向けのコンタクトセンターシステムの領域に携わり、要件定義やシステム設計を担当していました。
目の前の仕事に真摯に向き合い続け、顧客から高い評価を頂いていたと自負しております。
2005年にはフリーランスのシステムエンジニアとして独立し、2009年にメディアリンク株式会社を設立し現在に至ります。
▼会社の事業内容を教えてください
現在は、コンタクトセンターのシステム開発をベースに、それに付随したサービスを提供しながら、単純作業の仕組化を通してのトータルソリューションを行っています。
仕事をする上で、単純作業を減らし知的労働の時間をどれだけ増やせるかが、企業の生産性に大きく関わってくると考えており、その役割を私たちが担える可能性は、まだまだたくさんあると考えています。
コンタクトセンターはいわゆるコールセンターや電話システムの領域ですが、この領域はとてもニッチで設備投資も必要なため、開発は大手企業しか参入することが難しい業界でした。
しかし、アメリカ企業のアスタリスク(Asterisk)が、オープンソースのIP-PBX(Private Branch eXchange)のソフトウェアを開発したことで、コンタクトセンターに携わってきた私たちの知見があれば、開発にも携わることが出来るのではとないかと糸口が見えてきました。
▼会社の特徴・強み
IP電話の回線交換機(PBX)と、チャットボットや音声自動応答(IVR)などのサービスを複合的に提供できるメーカーとしての機能を持っているのは、他社にはあまりない強みかと思います。
チャットボットだけ提供しているメーカーは複数あるのですが、IP電話の領域はオープンソースのソフトウェアがあるとはいえ、開発が複雑で参入障壁はまだまだ高いため、それを生業として展開してきた私たちは稀有な存在でもあります。
また、私たちはシステムの導入から運用まで一気通貫で行います。
その際、お客さまからサポート面について褒めていただく機会が多いのは、メンバーが当事者意識を持って仕事に取り組んでくれている結果だと思っています。
誠実にお客さまに向き合い、逃げずにスピード感を持って仕事をすれば、必然的に満足度も高くなるのではないでしょうか。
▼社内の雰囲気
素直で誠実なメンバーが多いと思います。
これは会社の文化でもありますが、「誠実さ」はどんなことがあってもブレない軸としておいています。
採用面接の際、どんな優秀なスキルを持った人材でも「誠実さ」という点で当社の考えに共感してもらえない場合は、入社をお断りするようにしています。
スタンスが合わなくても優秀な人材を採用した方が目先の利益が上がる場合もありますが、そういった採用を続けていると、必ずどこかでほころびが出ますので、採用だけでなく社内の昇進・降格でもこのポイントは大事にしています。
私自身が「誠実さ」という点には強いこだわりがありますが、最近では私が面接官に入らなくても、想いに共感してくれるメンバーが入社してくれているので会社の文化として根付き始めているのではないかと感じています。
▼今後、会社で実現したいこと
年商100億円を目指しています。
年商100億円以上の企業は、日本の全体で1%程度しかないと言われており、カテゴリトップを実現することで、結果的に数字もついてくると考えています。
そして、数字のインパクトが出てくることで、「無くなったら困る会社」となり、社会に必要な存在になれるのではないでしょうか。
私たちは単純作業をトータルソリューションで減らし、より知的労働に集中できるビジネス環境を増やしていきたいと考えています。
また、単純作業が減ることで「余暇」が生まれ、人間にとってより幸福度の高い生活を送ることができる人が増えることで、1人でも多くの人が幸せになる世界を実現できると信じています。
▼さいごに
幼少期から、「世の中に必要なもの」は何かをよく考えていました。
必要とされるということは、必要とする人がいてくれてはじめて成り立つので、相手が求めることは何かを考えてコミュニケーションを取ることが自分のなかでも1つの基準になっています。
また、仕事をする上で「本質」を大事にしています。
「何のためにやっているのか」という目的がブレると、アウトプットする内容が全く違うものになってしまいます。
これはメンバーにもしつこいくらいメッセージしており、浸透するまで言い続けるつもりです。
「すべてはお客様の“感動”と“HAPPY”のため。」という目的がブレてしまうと、自分たちも含めて誰一人として幸せになれないので、やはり「本質」は何かを考え行動し続けることが重要なのではないでしょうか。
手前味噌ではありますが、他社がすぐには真似できない強いビジネスモデルを展開しながら、ミッション・ビジョンに共感してくれた「誠実さ」を持ったメンバーが集まってくれていますので、これからも、私たちが実現したい未来のために日々、邁進していきます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
もし興味を持っていただけた方は、お気軽にご連絡ください。