2026-10-28

若者たちが挑戦と成長を続けられる社会。ITと教育の両輪で、人が育ち社会課題を解決する循環をつくる

株式会社グッドワークス / 代表取締役 / 須合 憂
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東京都

「若者の努力が報われない」への疑問から生まれた会社

はじめまして。株式会社グッドワークス代表取締役の須合憂です。

グッドワークスは、生成AIを活用したシステム開発・プロジェクトマネジメントを行う「ITソリューション事業」と、エンジニア育成や学校のDX支援を行う教育研修事業「東京DXカレッジ」の2つを柱とする会社です。一人ひとりが挑戦と成長を続け、その人たちが社会課題を解決していく。この循環を広げることを目指し、現在は株式上場に向けて歩みを進めています。

本日は、創業の原点と事業に懸ける想い、そしてこれからの展望をお話しします。

▼赤字支店を全国1位へ。トップ営業で得た自信
私のキャリアは、親が経営する美容商材の通販会社から始まりました。倉庫業務からスタートし、やがて社内SEとして販売管理システムの開発を担当するようになりました。このとき情報技術とプログラミングを実践で学んだことが、グッドワークスの土台になっています。当時から「いつか起業したい」という想いを抱いていました。

その後、営業経験を積むため、東証一部上場の人材派遣会社に転職しました。未経験の私が配属されたのは、前任者も敬遠するほどの赤字支店です。商圏も不利で「黒字化は難しい」と言われていましたが、新規開拓営業に振り切って働き続けた結果、50店舗中で営業利益率No.1の支店へと立て直すことができました。

この成果が認められて主要拠点の支店長を任され、その支店を全国1,500支店中、売上1位に導きました。この経験が、起業への大きな自信になりました。

▼「若い力を都合よく利用している」──起業を決意した理由
一方で、私は会社のあり方に疑問を抱えていました。当時は上層部から厳しく成果を求められ、長時間労働が当たり前になっていました。その環境に耐えきれず、同期の支店長が何人も会社を去っていきました。

さらに会社は、派遣スタッフの満足や成長よりも、自社の利益を優先する方向へ傾いていきました。私には、若い力を都合よく利用しているように見えてなりませんでした。

若い人材が成長できない環境を変えたい。社内SE時代に身につけたITの力を生かし、一人ひとりのエンジニアが挑戦と成長を続けられる会社をつくり、そこで育った若者たちとともに社会を前に進めていきたい。そう考え、起業を決意しました。

2007年、26歳でグッドワークスを設立しました。資金は会社員時代に貯めた450万円のみ。自宅に電話とFAXを引き、昼は営業、夜は飲食店でアルバイトをする日々でした。3か月後に初めての契約を獲得し、半年後には事業を軌道に乗せることができました。

▼組織の危機を経て、経営体制を強化
ITソリューション事業を主軸に、設立から約10年間は右肩上がりで成長を続けました。しかし、その最中に会社を揺るがす危機が起こりました。

当時、約70人の社員が在籍していましたが、ある社員が人事評価に抱いた不満をきっかけに、会社への批判や不信が少しずつ社内に広がっていきました。やがて多くの社員を巻き込み、会社にとって極端に不利な労働条件の変更を突き付けられるという、組織のガバナンスが崩れかねない事態にまで発展しました。

今の体制であれば、ガバナンスのもとで適切に対応できたはずです。しかし当時は私一人で経営を担っており、自分の経験と視点だけを頼りに判断するしかありませんでした。その結果、70人いた社員は35人にまで減りました。たった一人の言動から始まった問題が、ここまで組織を揺るがすとは想像もしていませんでした。

設立から10年以上、社員のために「挑戦・成長できる会社づくり」に力を尽くしてきたつもりだった私にとって、その衝撃は大きく、しばらくは思うようにいかない時期が続きました。それでも「離れた社員が、また戻りたいと思える会社にしよう」と、再び前を向きました。

転機は、経営メンバーの強化でした。一人で担っていた経営を、複数の視点で判断できる体制に改めたことで、社内に活気が戻り、会社は再び成長軌道に乗りました。現在はガバナンス体制も整い、教育業界に精通したメンバーも経営に加わっています。


ITの実践力を、教育の力に。2つの事業が社会課題に挑む

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▼ITソリューション事業:大規模プロジェクトを動かすマネジメント力
ITソリューション事業では、さまざまな業界のソフトウェア開発やインフラ構築を手がけています。最大の強みは、要件定義などの上流工程から設計・開発までを一貫してマネジメントできる点です。特に大規模プロジェクトを得意とし、大手自動車メーカーや大手IT企業をはじめ、多くの企業からご依頼をいただいています。

たとえば、あるエネルギー関連企業の基幹システム刷新では、品質不良とスケジュール遅延が重なり、プロジェクトが暗礁に乗り上げていました。ご相談を受けて当社が設計と品質改善を主導した結果、30年以上使われてきた大規模システムの刷新を、わずか1年でリリースまで導くことができました。

現在は、生成AIを開発やプロジェクトマネジメントにも取り入れています。従来は手作業で半日かかっていた機能実装が、5〜10分で完了するケースもあります。

▼教育研修事業「東京DXカレッジ」:疲弊する教育現場の力に
もう一つの柱である「東京DXカレッジ」では、企業、学校、官公庁・自治体などの課題に応じた研修やコンサルティングを提供しています。未経験者を即戦力エンジニアに育てる研修に加え、学校向けには「情報Ⅰ・Ⅱ」の授業設計や、生成AIを活用したプログラミング学習支援なども行っています。

学校向けの支援に力を入れているのは、疲弊する教育現場の力になりたいからです。先生方は授業以外の業務に追われ、本来の教育に十分な時間を割けていません。長時間労働や教員不足も深刻です。校務のデジタル化もまだ道半ばで、FAXや紙中心の業務が残る学校も少なくありません。

こうした課題には、ITの現場で培った実践力と、エンジニアを育ててきたノウハウが生かせます。学校のICT化・DX化や生成AIによる業務効率化を支援し、先生方が本来の教育に向き合える環境づくりに貢献したいと考えています。

事業を統括する取締役の工藤義孝は、塾・大学・公的試験の現場で18年のキャリアを積んだ、教育業界のプロフェッショナルです。「働き方改革」「DX人材育成」「次期学習指導要領への対応」など、現場の課題に即したコンサルティングができることも当社の強みです。

▼2つの事業のつながり
ITソリューション事業で、大規模プロジェクトのマネジメントや生成AIを使った開発に日々取り組んでいること。それが、教育研修事業の土台になっています。現場で通用する技術とノウハウを、そのまま研修やコンサルティングとして企業や学校に届けられる。これが、教育だけを手がける会社にはない当社の強みです。

子どもから社会人まで、あらゆる世代にIT教育を届け、学んだ一人ひとりがそれぞれの職場や学校で力を発揮していく。その積み重ねが、社会課題の解決につながると考えています。

▼「仲間づくり」を大切にするカルチャー
挑戦と成長を続けるには、一人の力では限界があります。互いに認め合い、高め合える仲間が必要です。

当社では社内SNSで社員同士が気軽に交流し、週末の出来事の投稿にもコメントやスタンプが飛び交います。業績や会社からのメッセージもここで共有し、全員が同じ方向を向ける環境をつくっています。東京・大阪・名古屋・仙台・福岡の各拠点での食事会や全社イベントなど、顔を合わせる機会も大切にしています。


上場、そしてその先へ。循環をさらに大きく

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▼教育研修事業を次の柱に
現在の売上はITソリューション事業が多くを占めていますが、今後は教育研修事業の比率を高め、より強固な経営基盤を築いていきます。

国は2040年を見据え、高校教育改革「N-E.X.T.ハイスクール構想」を進めています。少子化で学校数の減少が避けられない中、地域ごとの特色を生かした高校づくりや、AI・DX時代を支える理系人材の育成が求められています。全国の自治体や教育委員会、学校、民間事業者が連携してモデル校・拠点校づくりを進めており、グッドワークスもIT現場の実績と教育コンサルティングを武器に、その一翼を担っていきたいと考えています。

▼生成AIを両事業の中心に
生成AIは、両事業のより深い部分にまで組み込んでいきます。社内でも生成AIを使ったサービス開発の試行を重ねており、コストを抑えながら短期間で開発・改善できる手応えを得ています。将来的には、生成AIに関連する新規事業も構想しています。

インターネットの登場で社会が大きく変わったように、生成AIも産業のあり方を変えようとしています。皆さまにもぜひ、仕事でもプライベートでも生成AIを使い倒していただきたいと思います。試行錯誤の中から、業務改善や新しいビジネスのヒントが見えてくるはずです。

▼売上300億円を目指して
まずは上場に向けて、事業成長をさらに加速させます。現在の売上規模は約30億円ですが、これを100億円、200億円、300億円へと伸ばしていきたいと考えています。会社が大きくなるほど、「一人ひとりが挑戦と成長を続け、社会課題を解決していく」循環も大きく広がっていくからです。

▼最後に
子どもの頃、親の会社は浮き沈みを経験し、多額の借金を抱えて苦しい時期もありました。「お金がない」ことのつらさと、事業の再成長によって得た豊かさの両方を知ったことで、10歳前後から「どうすれば稼ぐ力を生み出せるか」を真剣に考えるようになりました。自分と周りの人を幸せにしたい。その想いが、経営者として危機に向き合う力の原点になっています。

一人ひとりが挑戦し、成長し続けられる社会をつくること。それが社会課題の解決と、持続的な発展につながると信じています。グッドワークスはこれからも挑戦と成長を重ね、その実現に向けて歩み続けます。


profile

氏名
須合 憂
役職
代表取締役
Facebook
https://www.facebook.com/profile.php?id=100002922112246

Introduction

企業名
株式会社グッドワークス
所在地
東京都千代田区神田佐久間町1丁目11番 産報佐久間ビル2F
事業内容
・ソフトウェア開発事業
・社会インフラ構築事業
・労働者派遣事業 派 13-304322
・ITエンジニア教育事業
資本金
10,000万円
企業サイト
https://www.good-works.co.jp/
Facebook
https://www.facebook.com/goodworks.akihabara/
Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCBKKyXbhbkCqZohIBcsCsEw
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