2026-09-17

ヨガ・ピラティスを通じた「ウェルネス」の広がり。その先にある、一人ひとりが輝く平和な世界

株式会社MAJOLI / 代表取締役 / 横幕 真理
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TopVoice

東京都

劣等感だらけだった私が、ヨガと出会い「新しい自分」に生まれ変わるまでの軌跡

はじめまして。
株式会社MAJOLIの代表取締役を務める横幕真理です。

MAJOLI(マジョリ)は、「ウェルネスで、世界をハッピーに」を掲げ、ヨガ・ピラティス領域を中心に事業を展開する企業です。オンラインや対面での資格スクールや、全国展開を進める韓国式マシンピラティススタジオ「Pilates isM」の運営をはじめ、コミュニティ、人材、メディア、ECなどを展開。一人ひとりの心と身体を整え、自分らしく生きるキッカケを提供しています。

私には、「起業したい」という情熱を抱きながらも、やりたいことが見つからず、激しい劣等感で悩んでいた時期がありました。留学も、海外での会社員生活も、私の心を満たすことはできませんでした。

転機は、ふとしたきっかけで飛び込んだインドでのヨガ修行。これを機に、世界が一変したのです。
コンプレックスの塊だった私が、いかにして「新しい自分」と出会い、なぜ「ウェルネスで世界をハッピーに」を目指すようになったのか。
不器用ながらも、まっすぐに挑み続けてきた私の軌跡をお話しします。

▼「起業」への決意。未来への答えを探し続けて
「起業」を目指し、29歳でMAJOLIを立ち上げるまでは、本気で情熱を傾けられるものを探し、迷いながらも挑戦を続けていました。

最初に「起業したい」と思ったきっかけは、高校時代のアルバイト経験でした。新人ではありましたが、現場やお客様にとってより良い改善案を考え、店長や上司に提案したのです。しかし、「マニュアルで決まっているから」と一蹴されてしまいました。私はそれが納得しきれず、どこか心に引っかかりを感じたのです。
その時、自分が「現状をもっと良くしたい」という想いが人一倍強いことに気が付きました。それならば、「将来は誰かの下で働くよりも、自分で組織をつくる方が合うのではないか」と考え、漠然と「起業」を目指すようになりました。

「起業を目指す」という目標は決まったものの、当時の私には心から「やりたい」と思えるものがありませんでした。経営者の本を読み漁っても、答えは見つかりません。それでも、「大学に入り新しい環境になれば何か見つかるだろう」と淡い期待を抱きましたが、状況は変わらないまま時は過ぎ、あっという間に大学3年生の就職活動期を迎えていました。

起業したい気持ちは強いのに「事業の種」が見つからず、かといって就職活動にも踏み切れない――。
そこには、「人生の迷子」に陥ってしまった自分がいたのです。

▼劣等感からの留学と、もがき続けてつかんだセブ島での挑戦
結局、私は周囲と同じように就職することはせず、「ロンドン留学」の道を選びました。
一般的に「留学」といえば聞こえはいいかもしれません。しかし当時の私にとっては、「就職活動という当たり前のこともできない」「みんなと同じ道を歩めない」という劣等感から出た、後ろ向きな答えだったのです。

意を決して、大学の尊敬する教授に報告に行くと、落ち込む私に教授はこう言ってくれたのです。
「『そうなりたい』と思えるのは、なれる資格があるからです。あなたが思うように頑張ってみなさい」
その言葉に背中を押してもらい、「まずは前向きに挑戦してみよう」と思えたのです。
次こそ私は変われる――。
そう信じて、ロンドンへと旅立ちました。

しかし留学後、帰国した私の心にあったのは「絶望」でした。
英語力向上や自己成長は少なからずありましたが、「本質的な自分は何も変わっていない」と痛感しました。
「場所を変えても、結局何もできない」と、自分自身に失望さえ感じていました。

自分とは対照的に、社会人になった大学時代の友人たちはキラキラと輝いて見えました。彼らは「仕事が大変」と口にしながらも、着実に前に進んでいるように私には感じられたのです。
失意の中にいた私は、かつて選ばなかった「就職」という道を試してみようと、ある旅行会社へ入社しました。結果的に合わず、わずか半年で退職しましたが、この経験を通じ、「私はまだ、多様な文化の中で学びたいフェーズにいるんだ」という気づきを得ることができました。

「海外文化を学びながら、夢に向かって前進したい」と考え、海外就職へ挑戦。そして、フィリピン・セブ島にあるWeb広告会社への入社を果たします。
ここで過ごした2年半は、多種多様な経験に恵まれ、自分自身の成長を実感できる貴重な時間となりました。

▼再燃する「起業」への想い。そして、人生を変えた「ヨガ」との運命的な出会い
セブ島という土地柄もあり、現地では起業家の方々と出会う機会にも恵まれました。
そして、ある一人の起業家との出会いが、私の「起業への情熱」を再び燃え上がらせてくれたのです。のちに私の夫となる彼は、初対面の際に語ってくれた「夢」を、なんとわずか1週間後には実現させていたのです。夢を実現するスピード感の速さに、私は衝撃を受けました。

同時に、「起業したいと言いながら、私は一体何をしているんだろう」と突き付けられたような感覚を覚えました。
その後、私は退職を決断し、新たな挑戦に向けて、一歩を踏み出したのです。

起業する前に、私には行ってみたい場所がありました。それが「インド」です。
長期滞在のしやすさと安全面を考えて選んだのが、たまたま見つけた「2か月間のヨガ留学」でした。当時は身体が硬く、「ヨガ」には苦手意識がありましたが、「インドへ行きたい」という一心で参加を決めました。

これがのちに人生を180度変える経験となるのですが、修行を始めた最初の10日間、私は毎日のように泣き続けていました。
そもそもヨガとは本来「瞑想」を指し、長時間瞑想に集中するための体力づくりや柔軟性強化として生まれたものです。瞑想を通じて、心身の悩みや苦しみを取り払い、健全で幸せな状態を目指すことこそが、ヨガの本質なのです。

これまで、自分自身に嘘をつかず、心に従って生きてきたつもりでした。しかし、この「ヨガ一色の日々」は、自分の弱い部分や認めたくない部分まで、嫌というほど直視させられたのです。
加えて、海外生活に慣れていた私にとっても、インドでの暮らしは想像以上に過酷でした。
朝5時に起床し、1時間瞑想。続いて「アシュタンガヨガ」というハードなヨガを1時間半。朝食にカレーを食べ、掃除と洗濯をします。もちろん電化製品はなく、手作業で行います。昼間はヨガ修行や解剖学の学び、そして夜は再びカレーを食べて入浴。お湯が出ないので、沸かしたお湯を水で割り、桶で髪と身体を洗うのです。
修行と最小限の暮らし。この毎日の繰り返しでした。

ただ「生きること」だけに集中し、自分の心と身体に真剣に向き合う日々。
その中で「私がしてきた選択は、すべて間違いだったのではないか」という思いが込み上げ、当初はこれまでの自分を否定して苦しんでいました。

▼MAJOLI誕生――2か月後、身も心も生まれ変わった自分がいた
苦しみながらも、この生活を続けていると、徐々にヨガの哲学や正しい身体の使い方が、自分の中に染み込んでくるのを感じました。本気で自分の心と身体に向き合い、「本当の幸せとは何か」を突き詰めた先で、少しずつ希望の光が見えてきたのです。
「自分のことは自分自身が一番よく分かっている」
これまでそう信じてきました。しかし、自分の身体や性格、思考の癖、本当の気持ち、実は何一つ理解していなかったのです。
その一つひとつに、ゆっくりじっくり向き合う中で、やがて「本当の自分」が見えてきました。
「本当の自分」と出会ったことで、不安や苦しみが一つひとつ手放されていき、2か月間のヨガ修行を終える頃には、心も身体も軽く、まるで生まれ変わったかのような感覚を覚えました。
人生で初めて、「生きることってこんなにも心地よかったんだ」と感じられたのです。

その時、私の中に揺るぎない確信が芽生えました。
「誰もが心から自分と向き合い、心と身体を整えることができれば、“新しい自分”になれる」
「地球上の全員が“新しい自分”になれれば、きっと世界は平和になる」

「ヨガ」が私の人生を救ってくれたように、今度は私が誰かの人生を変えるキッカケをつくりたい――。
その強い想いとともに、私の「起業」の軸が定まったのです。

そして、私を生まれ変わらせてくれた「ヨガ」を世界に広げるため、2018年に株式会社MAJOLIを立ち上げたのです。


「戦わない戦略」で成長し続けるMAJOLI。その根底にある想いとは

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▼ヨガ・ピラティスを起点とした、「ウェルネス」につながる事業たち
当初は業界初のオンラインヨガスクールを中心に成長を続けていた当社でしたが、現在はヨガに加えて「ピラティス」も行っています。
それは、私たちが「ウェルネスで、世界をハッピーに」を目指す中で、ヨガだけでは救えなかった人たちにも届けられるのが「ピラティス」だと身をもって実感したからです。

ヨガは「瞑想」や「ハードなポーズ」などのイメージもあり、敷居が高いと感じられる方もいます。それに比べピラティスは、リハビリ目的で生まれたメソッドで、誰にでも始めやすいフィットネスです。現代人に多い姿勢の悩みにも効果的なうえに、短期間で目に見える効果が表れやすいので、モチベーション向上と継続が期待できるのも特徴です。
身体改善が目的のピラティスですが、運営するピラティススタジオのお客様にお聞きすると、「気持ちがすっきりする」「前向きになる」と心の変化も実感してくださる方が多いのです。
最終的に「ウェルネス」につながるのであれば、入り口は「身体」でも「心」でも、「ピラティス」でも「ヨガ」でもいいと思います。
大切なのは、一人ひとりに合ったアプローチで「ウェルネス」への扉を開くキッカケを、より多く提供すること。
それこそがMAJOLIの役割なのです。

私たちは「ヨガ」と「ピラティス」を軸に、多様なニーズにお応えできる多くの事業を展開しています。
事業の柱となっているのが、インストラクター養成のスクール事業です。オンラインや対面、それぞれのライフスタイルに合わせた様々なコースをご用意し、誰もが資格取得を目指せる環境が整っています。
そして、注力しているのがスタジオ事業で、韓国式マシンピラティススタジオ「Pilates isM」を運営しています。オープン予定も含め23店舗(2026年6月末現在)を展開しており、さらに100店舗への拡大を目指しています。

その他にも多岐にわたる事業を展開していますが、すべてがヨガやピラティスを起点に「ウェルネス」につながっています。
例えば、スクール卒業後も仲間とともに継続して学びを深め合える「コミュニティ事業」、資格取得後に仕事につなげるための「人材事業」、さらにはヨガやピラティスを知らない方向けにも、ダイエットや健康の視点を交えながら、その魅力に触れていただくための「メディア事業」などです。このように、「ウェルネス」につながる多角的なアプローチで事業展開を行っています。

▼【MAJOLIの事業戦略】「戦わない」独自のポジショニングで業界を活性化させる
MAJOLIの事業戦略の根底には、私の思想が色濃く反映されています。
私自身は、争いが嫌いな平和主義者です。ヨガの学びの中にも「自分と人を比べない」「ありのままで価値がある」といった教えがあり、私はあえて「戦わない戦略」を取り続けてきました。

ヨガのスクール事業を始めた当初から、業界内には競合他社が数多く存在していました。当時のスクールは、対面講習が常識。
私は「戦わない」道を選び、誰も手掛けていなかった「オンライン・ヨガ資格講座」を開設したのです。コロナ禍でリアルな集まりが制限される中、オンライン講座は好評を博し、会社も成長していきました。業界の常識に囚われず、「やるべきこと」に挑戦したことで、成功をつかむことができたのです。

その他にも「戦わない戦略」で、独自路線を貫いてきました。オンライン市場が拡大して、他社もオンラインの講座提供に次々と参入し、価格競争となり安価な講座が増えた際も、MAJOLIは他社と逆行して価格を上げました。資格取得には最短でも2週間から1か月かかるのが当たり前だったところ、私たちは3日間の合宿で資格取得が可能なプランも構築しました。そして、その双方の戦略が成果を上げています。
それは、お客様を業界内で取り合うのではなく、MAJOLIだからこそ提供できる「新たな価値」を生み出すことを重視した結果でした。

もちろん提供するサービスにも自信を持っています。
私自身が本場で学びを得てきたという確固たるバックボーンがあるからです。インド修行でヨガインストラクターとしての最高峰資格RYT500を取得し、さらにアメリカでピラティスの創始者であるジョセフ・ピラティスの直弟子からピラティスの真髄を学んできました。韓国へ赴き、現地の先生から韓国式ピラティスの指導も受けています。それぞれのメソッドの本質を理解したうえで、心から勧めたいと思ったものだけを事業として展開しています。

現在、日本のフィットネス参加率は3%だと言われています。ジムに行く人も、ピラティスやヨガをする人も、同じ参加者の間で循環しているだけなのです。この3%の層を広げていかないと、業界は活性化せず、ウェルネスな人を増やすことができないのは明らかです。だからこそMAJOLIは、他社と競い合うのではなく、新たな層を取り込んでいけるような挑戦を続けているのです。

▼「いつだって、新しい自分になれる」――コンプレックスから生まれた事業への想い
MAJOLIの事業の根幹にある「誰かの人生を変えるキッカケになりたい」という想いは、誰よりも強いと自負しています。

その想いの背景には、コンプレックスを抱え、自己肯定感が非常に低かった10代・20代の頃の自分がいます。苦しんでいた当時の自分に向けて、「変われるキッカケ」や「かけてほしかった言葉」を紡ぎながら事業を創っているのです。

小中学生時代から、自分の見た目にも中身にもコンプレックスを持っていました。勉強も運動もそれなりにでき、学級委員長に選ばれたこともありました。しかし、どんなに褒められても、「本当の自分じゃない」と自分を認められませんでした。その状況は高校以降も変わらず、周りから評価されても、成果を出しても、自分自身が許せないのです。自分が「大嫌い」で、次第にその嫌いな自分を褒めてくれたり、慕ってくれたりする周囲にも嫌気がさしていました。

今思えばとてつもなく身勝手ですが、当時の私は「誰も自分のことを理解してくれない」と孤独を感じ、つらい毎日を送っていました。一方で、自分に自信がない割に「想い」は強く、若い時から「社会の中で私が果たすべき使命」を追い求め、彷徨い続けていたのです。

そんな自分の人生を変えてくれたのが「ヨガ」でした。だからこそ、「誰かの人生を変えるキッカケになりたい」と強く思うのです。さらに「ピラティス」という「新たなキッカケ」となる素晴らしいメソッドに出会い、「ウェルネスで、世界をハッピーに」の実現にさらに近づいたと確信しています。

より多くの方が“新しい自分”で幸せな未来をつかむために、MAJOLIはこれからも成長を続けてまいります。


ウェルネスへの第一歩。すべては「自分自身」を大切にすることから始まる

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▼今後、会社で実現したいこと
創業当初から思い描いている「ウェルネスで、世界をハッピーに」というビジョンの実現です。
日本はもちろん、世界中の人々が当たり前にヨガやピラティスを日常に取り入れている未来を目指していきたいと思います。

そのためには、まず世の中のインストラクター人口をもっと増やさなければなりません。「一家に一人、インストラクターがいる」というくらいにまで、ヨガやピラティスが浸透する世界を私たちは描いています。
そのビジョンの実現に向けて、スクール事業の強化はもちろん、インストラクターが活躍できる場のさらなる創出やコミュニティの拡大などにも取り組んでいく予定です。
また、早期に韓国式マシンピラティススタジオ「Pilates isM」の100店舗達成を果たしたいと考えています。先日「スタジオレッスンを受けたいのですが、近くにないのです」というお声をいただきました。全国各地で「ウェルネス」への一歩を踏み出そうとしている方のためにも、一日も早く届けていけるよう尽力していきます。

▼さいごに
「ウェルネスで、世界をハッピーに」が広がった世界では、一人ひとりが自分の「夢」を追いかけることに夢中になり、みんなが人生に熱狂していると想像しています。

ヨガやピラティスで心身を整えることで、自分の軸が定まり、心もぶれにくくなります。しっかりとした「軸」があるからこそ、迷うことなく自分の夢へ向かってまっすぐに歩み続けられるのです。世界中の人々が心身ともに健康で、自分らしい人生を迷わず歩むことができたのなら、争いのない平和な世界になると、私は心から信じています。

「世界平和」というと、非常に壮大な夢物語に聞こえるかもしれません。
ですが、まず私がお伝えしたいのは、「一番身近な存在である『自分自身』を大切にしてほしい」ということ。それが、すべてにつながる第一歩です。
自分が心身ともに健やかで幸せに満たされていれば、家族や友人、さらにはその周りの人たちをも幸せにしたいと願うはずです。その想いの輪が波紋のように広がっていき、結果として「平和な世界」が待っているのだと思うのです。

私たちの使命は、ヨガとピラティスで、世界にウェルネスを届けること――。
MAJOLIはこれからも、一人ひとりの「人生が変わるキッカケ」を創造し続けていきます。


profile

Introduction

企業名
株式会社MAJOLI
所在地
東京都中央区銀座4丁目13番8号
事業内容
「ウェルネスで、世界をハッピーに」を掲げ、ヨガ・ピラティス領域を中心に事業を展開。
オンラインや対面での資格スクールや、全国展開を進める韓国式マシンピラティススタジオ「Pilates isM」の運営をはじめ、コミュニティ、人材、メディア、ECなどを展開しています。
企業サイト
https://majoli.jp/
Facebook
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