はじめまして。
株式会社ディーメイクの代表取締役社長を務める、安芸洋一です。
当社は、システム開発・受託、デザイン全般、プロダクト提供を行っている会社ですが、創業者の中村彰宏が2015年7月に設立しました。
私は2024年7月から代表取締役社長として携わっていますが、まだまだ成長過程の会社です。
大学を卒業後は、ソフトバンク株式会社に入社し、IT部門のテスターとしてキャリアをスタートさせました。
テスターは地道な作業を繰り返す根気の必要な仕事ですが、こうした一見地味に見える仕事を通して、業務フローやシステム挙動の構造について身をもって学ぶことが出来ました。
1年半ほどテスターとして勤務し、法人の受付システムの改修のプロジェクトに参画することになりました。
開発の要件定義から関わり、3年ほどでシステムは全て刷新し、オフショア開発も同時に進めていたので、大連の拠点でもプロジェクトを推進しました。
26歳になったぐらいのタイミングで、店舗システムプロジェクトのPMO(Project Manegemet Office)を経験しました。
当時、ウィルコムを買収した時期で、FAX運用していた業務をシステムに落とし込むのがミッションでした。
システム側だけでなく、業務部側との折衝も多く発生したので、ビジネスマンとしてとても貴重な経験をすることが出来ました。
1年ほどプロジェクトを推進した後、ソフトバンクが日本で先駆けて販売していたiPhoneの販売初日にシステムがダウンするという出来事があり、システムの立て直しプロジェクトにPMOとして携わることになりました。
iPhoneの次の発表が1年後のため、短期間でプロジェクト完遂する必要がありましたが、入社してから様々な工程を経験したことで、何とかやり切ることが出来ました。
既にリリースしているシステムの改修のため、作業は夜中に行うことが多かったですが、事業を成功させるためにタフにやり切ることも同時に学びました。
その後、キャンペーン配信時のコストや工数を削減するためのマスターシステムを一元管理するプロジェクトを1年ほど経験し、CIOを支える専門組織でCIOの考えを実現したり人材育成にも3年ほど携わりました。
直近の5年間は、データマネジメントのシステム部門でDataLake/DWHのクラウドシフトと、CDP環境を導入するプロジェクトに携わりました。
また、精査したデータをクラウドに移管するプロジェクトも並行して進め、オンプレからクラウドへ移管するにあたっては非常に障壁も多かったですが、様々なステークホルダーと折衝して完遂できた経験は、周りのメンバーに感謝しかありません。
その後は、法人様のデジタルマーケティング導入に向けたサポートを行い、これまで携わってきた知見を活かし、お客様にとってベストなマーケティング体制が整うように伴走する責務を与えてもらいました。
▼会社の事業内容を教えてください
ディーメイクの事業は、大きく分けて3つです。
①システム開発/受託
②デザイン全般
③プロダクト提供
創業者の中村が積み重ねてきたベースを活かしながら、私の経験も掛け算して事業を構築していきたいと考えています。
社内の情報をキャッチアップしている段階ですが、ポテンシャルのある会社だと確信していますので、更なる事業成長に向けて自分だからこそできる取り組みをしていきます。
自社サービスとしては、「スキルシート研究所」、「システムテンプレート」、「Company Search」、「TOPVOICE」などがありますが、こうした自分たちのプロダクトも戦略的に活用しながら、これまでにない価値を創っていきたいと思います。
▼会社の特徴・強み
創業からエンジニアファーストを掲げて制度設計をしていますが、この風土はしっかり残していきたいと考えています。
エンジニアがやりたいことを出来る環境を用意し、正しく評価されることで、サービスの質も向上し、結果的にお客様に対してもバリューを発揮することが出来るのではないでしょうか。
この辺りは創業者の中村と同じ思想なので、会社の良い部分は更に磨きたいですし、従業員にとって、新しい挑戦をし続けられる環境をどれだけ用意できるかが、優秀なメンバーが会社に携わり続けてくれる鍵だと思っています。
▼社内の雰囲気
リモートのため、チャットやオンラインでのコミュニケーションが多いですが、自立したメンバーが多い印象です。
また、一人ひとりが自分の役割を全うし、自走できているからこそ自由な社風を実現できています。
もちろん経験値が高いメンバーが多いこともありますが、近年は、若いメンバーも入社してくれており、社内で支え合いながら仕事が出来ている環境だと感じています。
エンジニアだけでなく、デザイナーやスタッフのメンバーもそれぞれがスキルを活かし組織に貢献してくれているので、より従業員が活躍できる職場環境にしていきたいと強く思っています。
▼今後、会社で実現したいこと
5年後、10年後は社会環境も大きく変化し、現在の当たり前が通用しなくなっている世界も十分にあり得ます。
その時に、組織、個人が変化を受け入れ変革できるかが、会社の今後を大きく左右します。
変化を受け入れてアクションし続けることで、今は想像もつかない未来が待っていると思いますので、まずは目の前の仕事でバリューを発揮し、お客様に喜び続けてもらえる会社でありたいと考えています。
そして、当社はシステム開発だけでなく、複数の自社プロダクトを保有しているのが特徴です。
こうした差別化ポイントもどれだけ活かせるか、試行錯誤しながらチャレンジしていきたいと思います。
▼さいごに
昨今、日本は大変だという風潮が強いですが、そんな中でも自分たちのバリューを発揮して少しでも良くしたいという想いがあります。
社会的価値を提供し続けられる会社であれば、必然的にビジネスでも結果が出ると信じています。
まずは自らチャレンジし、その上で一人ひとりのチャレンジを応援し、また、チャレンジ出来る環境を創り出す側の人間でありたいと思います。
是非、当社のサービスや、当社で働いてみたいと興味を持っていただいた方は、お気軽にお問い合わせください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。